埼玉県環境科学国際センター機関リポジトリ(個別情報)
■ ID 837
■ 種類 学会発表
■ タイトル Occurrence of synthetic fragrances and organic UV filters in surface waters, sediments, and core sediments in Japan
■ 著者 Y. Kameda    埼玉県環境科学国際センター
H. Yamashita    (独)土木研究所
M. Ozaki    (独)土木研究所
   
   
   
   
   
   
   
   
■ 出版元
■ 出版年 2008
■ 誌名・巻・号・年 SETAC Europe 18th Annual Meeting, 27 May, 2008
■ 抄録・要旨  本研究では、筆者らが開発した香料及び紫外線吸収剤合計25物質の多成分同時分析手法を用い、利根川水系、荒川水系、鶴見川水系及び多摩川水系の河川について、河川水中濃度、底質中濃度を測定した。さらに、河川水中での濃度分配について考察した。その結果、測定したすべての地点でEHMC及びベンゾフェノンといった紫外線吸収剤が検出され、広範囲の汚染が確認された。さらにこれらの物質は懸濁態に多く存在していた。一方、東京湾の底質コア中の香料及び紫外線吸収剤を分析したところ、1970年代の底質中でEHMCが現在の底質よりも高濃度で検出された。また、ベンゾフェノンも検出され、その濃度は現在に向かうにつれ上昇傾向であった。したがって、これらの物質の残留性が懸念された。
■ キーワード

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